ガンテツパイルの施工にあたり、セメントおよびセメント系固化材を使用します。使用材料には六価クロムが含まれていますが、これらを使用したガンテツパイルのソイルセメントからの六価クロムの溶出値は、基準値や計量限界以下であることを多くの実績により確認しております。
( 補足:基準値:土壌環境基準値 = 水質環境基準値 = 0.05mg/リットル )

 この理由として、ガンテツパイルは高炉セメントを基本として使用していますが、六価クロム溶出を抑制する要素が多く,「固化体の強度」、「単位セメント量」、「固化材の性質」などが抑制ポイントに合致しております。

1.固化体の強度
 ガンテツパイルの杭体部分(ソイルセメント柱)の実際の一軸圧縮強度は 1.0N/mm2(10kgf/cm2)程度以上です。これは、通常の地盤改良よりも大きく、一般に 0.1N/mm2 以上強度があれば、ソイルセメント中に六価クロムが含まれていても溶出し難いと言われています。
2.単位セメント量
 対象土 1m3 当たりのセメント添加量(固化材量)が 300kg/m3 以上とコンクリート並であり、六価クロムを固定化し溶出し難くするに十分なソイルセメント強度となっています。
(補足:単位セメント量の増加は、ソイルセメント中の六価クロムの絶対量が増すことよりも、六価クロムを固定化して溶出し難くする効果のほうが大きいと言われています。)
3.固化材の性質
 ガンテツパイルでは一般に、六価クロムの含有量が少なく溶出量も少ない高炉セメントB種を使用しています。

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