支持力機構

① 鉛直支持力

周面摩擦力、先端支持力とも非常に安定した性能を発揮します。(支持杭のみならず、摩擦杭としても高い適用性を有します。)

杭先端部築造例(杭径1400、鋼管径1000㎜の掘起こしカットサンプル)

② 水平支持力

杭頭荷重が確実に地盤に伝達され、鋼管径より200~400mm大きい固化体径(杭径)により大きな支持力が確保できます。

水平支持力

③ 曲げ

高じん性材料(鋼管)を構造部材としており、耐震性・信頼性の高い構造物が構築できます。

曲げ
ガンテツパイルの高い支持力特性

ガンテツパイル(鋼管ソイルセメント杭工法)は他の杭工法に比べ、大きな鉛直支持力が確保できます。

①ガンテツパイルの先端支持力度の特性値

地盤の種類 杭先端の極限支持力度の特性値(kN/㎡)
砂 層 190N(≦ 9,500)
砂れき層 240N(≦ 12,000)

②ガンテツパイルの周面摩擦力度の特性値

地盤の種類 最大周面摩擦力度の特性値(kN/㎡)
砂質土 9N(≦ 300)
粘性土 c又は10N(≦ 200)
鉛直載荷試験結果
先端支持力度
先端支持力度
周面摩擦力度
周面摩擦力度

※道路橋示方書・同解説(H29.11)による場合    

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